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ヤーレンズのすべてがここに
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
2023年『M-1グランプリ』準優勝という快挙で、一気にその名を全国区にした漫才コンビ・ヤーレンズ。
テレビ出演が増える中でも、「漫才に支障が出る仕事はしない」という強い信念を持ち、漫才へのひたむきな姿勢を貫いています。
「どんなに良いギャラをいただいても、その時間を漫才上達のために使いたい」と語るツッコミ担当の出井隼之介さんの言葉には、野心と覚悟がにじみ出ています。
広がり続けるファン層とともに、彼らが描く未来とは――。
この記事では、ヤーレンズの魅力、軌跡を余すことなくご紹介します。
【目次】
「ヤーレンズ」とは?
- コンビ名:ヤーレンズ
- 所属:ケイダッシュステージ
- 結成年:2011年
- ボケ担当:楢原真樹 (ナラハラマサキ)
- ツッコミ担当:出井隼之介 (デイジュンノスケ)
ここからは、「ヤーレンズ」の
- それぞれのプロフィール
- 略歴
- 2人がお笑いの世界に入った理由
- コンビ結成のきっかけ
- コンビ名の由来
- ネタ作り担当は?
についてお伝えします。
プロフィール
【楢原真樹 (ナラハラマサキ)】※ボケ担当(写真左)
- 生年月日:1986年11月17日
- 出身地:大阪府
- 趣味:カラオケ/サザンオールスターズ
- 特技:ウイニングイレブン9
【出井隼之介 (デイジュンノスケ)】※ツッコミ担当(写真右)
- 生年月日:1987年3月2日
- 出身地:神奈川県
- 趣味:格闘技観戦 / コーヒー / サザンオールスターズを聞くこと
- 特技:おいしいコーヒーを淹れられる
ヤーレンズの華麗なる歩み:結成から現在までの活躍まとめ
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
ヤーレンズは、NSC大阪校28期生の楢原真樹と29期生の出井隼之介によって、2011年9月に結成されたコンビです。
当初は「ヒートアップ」という名前で活動を始め、のちに「パープーズ」に改名。
2012年には「THE MANZAI」で認定漫才師50組に選ばれるなど注目を集めました。
さらに2014年、「ヤーレンズ」として再び改名し、ケイダッシュステージに所属します。
2023年1月には「オールナイトニッポンPODCAST」の土曜パーソナリティを務め、同年12月には「M-1グランプリ」で決勝初進出を果たし、準優勝という快挙を達成しました。
続く2024年2月には、「第6回 たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」で優勝を果たします。
また、2024年3月には自身初のテレビ冠番組「ヤーレンズの上京したけど戻れぬ故郷(ふるさと)」(ABCテレビ)が放送され、翌4月からは「オールナイトニッポン0(ZERO)」の毎月最終土曜パーソナリティを担当する。
そして、2024年 12月M-1グランプリ昨年に引き続き2年連続ファイナル進出など、ますます活躍の場を広げています。
2人がお笑いの世界に入った理由は?
出典:ヤーレンズ告知用アカウントX
・楢原:大学受験に失敗した際、両親に笑いの世界を薦められたから
・出井:大学生活が楽しくなく、将来は絶対に面白いことをやりたいと思ったから
コンビ結成のきっかけ
楢原と出井は学年こそ同じですが、NSC大阪校では楢原が28期生、出井が29期生と1期違いで、先輩後輩の関係にあります。
二人の出会いは、楢原が定期的に主催していた「サザン好きが集まるカラオケ会」です。
当時、楢原は「すいっちひった〜」、出井は「スクランブルハネムーン」というコンビをそれぞれ解散した直後で、新たな相方を模索している時期でした。
二人は、サザンオールスターズへの共通の熱い想いから意気投合し、コンビ結成に至ったのです。
コンビ名の由来
出典:サザンオールスターズ officialX
ヤーレンズというコンビ名は、二人が好きなサザンオールスターズの楽曲『YARLEN SHUFFLE〜子羊達へのレクイエム〜』に由来しています。
コンビ名を決める際、サザンオールスターズの曲名から取ることは最初から決めており、『いとしのエリー』のような有名な曲名を避ける方針で進めました。
そこで、全ての楽曲タイトルに「ズ」を付けて試した結果、最終的に『ヤーレンズ』がしっくりくるとして選ばれたのです。
ネタ作り担当は?
出典:ヤーレンズ 楢原X
ヤーレンズのネタ作りを担うのは、ボケ担当の楢原真樹(ナラハラマサキ)さんです。
彼は「漫才のうまさ」と「面白さ」を切り分けて考える独自の視点を持っています。
ある雑誌のインタビューでは「僕らはスベったことがない」「漫才に関しては一番うまいコンビ」と語る一方で、その発言の真意を「いくら技術があっても面白くなければ意味がない。でも、うまいこと自体は自信を持っていい」と説明しています。
この考え方からも、楢原さんがただの笑いの追求だけでなく、漫才という形式美への深いこだわりを持っていることが伺えます。
そんな彼が手がけるネタは、巧みな構成や緻密なやり取りが光り、見る人を引き込む完成度の高さが特徴です。
しかし、その「うまさ」にとどまらず、笑いとしての「面白さ」を最大限に追求しているのが楢原さんの真骨頂です。
このバランス感覚こそが、ヤーレンズが多くのファンや業界関係者から支持される理由の一つといえるでしょう。
なぜ標準語?ヤーレンズが選んだ差別化の戦略
ここからは、ヤーレンズの芸風について、そして、2人とも関西出身であるにも関わらず標準語で漫才をする理由についてお伝えします。
ヤーレンズの芸風とは?
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
ヤーレンズの漫才は、結成当初、雑談のような自然な流れで進行し、その中に漫才要素を散りばめた「雑談漫才」という独特のスタイルが特徴的でした。
楢原真樹さんの適度に力の抜けたボケに対し、出井隼之介さんが的確なツッコミを入れることで、絶妙なバランスで笑いを生み出していました。
そして、2019年頃からは新たなアプローチとして、楢原さんが個性的なキャラクターを演じながらボケを連発し、出井さんが巻き込まれる形でツッコミを入れる「コント漫才」のスタイルにも挑戦しています。
二人とも喉が弱いという共通点があるため、声を張り上げることなく、脱力感のある自然体な漫才が彼らの魅力の一つ。
観る人に心地よい笑いを提供するスタイルが支持されています。
関西出身なのに標準語で漫才をしている理由は?
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
楢原さんは大阪、出井さんは兵庫育ちですが、関西弁はゼロ。
「ヤーレンズ」が関西出身でありながら標準語で漫才を行う理由は、大阪で「目立つため」という思いからでした。
結成当初、いろいろな挑戦をしても成果が出ず、「他の人がやっていないことをやろう」と考え、標準語での漫才というスタイルを取り入れることに決めたといいます。
コンビ結成後すぐにこのスタイルに切り替えた結果、背水の陣で挑んでいた時期に初めて評価してくれたのが「ミルクボーイ」だったそうです。
この評価が彼らの自信となり、現在のスタイルを確立するきっかけとなりました。
ヤーレンズが吉本を辞めた理由
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
略歴でも紹介しましたが、2人はNSC大阪校、つまり吉本興業に所属していました。
しかし、現在は「ケイダッシュステージ」に所属しています。
なぜ彼らは、吉本興業を去り現在の事務所に所属しているのか、その背景を深掘りします。
漫才コンビ「ヤーレンズ」が吉本興業を辞めた背景には、劇場内の評価と環境に対するストレスがありました。
結成当初、目立つために漫才のスタイルを標準語に変え、衣装もアスコットタイを取り入れるなど、大胆な変更を加えました。
その結果、お客さんからの評価は上がりましたが、劇場内の作家や芸人仲間からの評価は低く、彼らにとってストレスとなったのです。
大阪吉本には、劇場カーストと呼ばれる先輩後輩や同期間の見えない上下関係があり、これが舞台での笑いを生む仕組みとして機能している面もあります。
先輩後輩の関係性を笑いに変える技術は確かに理に適っているものの、ヤーレンズはこの文化に馴染めなかったと語っています。
また、劇場の同期の間でも「1軍」「3軍」といった見えないランクが存在し、この窮屈な環境が二人にとって大きな負担となりました。
そんな中で「もうこのストレスはいらない」と決断し、東京で新たな挑戦をすることを選んだのです。
東京では、事務所や年齢に縛られることなく、自由な環境で活動ができたことが彼らにとって大きな転機となりました。
この決断が、現在のヤーレンズの活動スタイルを形作るきっかけとなったのです。
出井さんの意外な趣味
出典:ヤーレンズ 出井隼之介X
出井さんは、サザンオールスターズ好きの楢原さんと同じくサザンファンであり、さらにコーヒーへの愛情も人一倍深い方です。
時間があると、全国のカフェや喫茶店を訪れ、その魅力を自身のInstagramに投稿しています。
その情報は、フォロワーから「次に行きたい!」と評判になるほどの人気ぶりです。
楢原さんと二人で一緒にカフェ巡りを楽しむことも多いとのことです。
「ヤーレンズ」YouTubeで観れる動画
YouTubeにアップされているヤーレンズの漫才動画の中から過去の漫才スタイルを含めいくつか紹介します。
M-1グランプリ3回戦のネタ
漫才「あれお前か!」
漫才「楽器屋さん」
まとめ
出典:ヤーレンズ 楢原X
【ヤーレンズの概要】
・コンビ名:ヤーレンズ
・所属:ケイダッシュステージ
・結成年:2011年
・ボケ担当:楢原真樹、ツッコミ担当:出井隼之介
【個別プロフィール】
・楢原(写真左側):大阪府出身、趣味はカラオケ、特技はウイニングイレブン9
・出井(写真右側):神奈川県出身、趣味は格闘技観戦やコーヒー、特技は美味しいコーヒーを淹れること
【コンビ結成のきっかけと名前の由来】
・サザンオールスターズの楽曲『YARLEN SHUFFLE』に由来
・楢原主催のカラオケ会で意気投合し、コンビ結成
【活躍と略歴】
・2014年に「ヤーレンズ」に改名
・2023年「M-1グランプリ」で準優勝、2024年「ビートたけし杯」で優勝
・初の冠番組やラジオ番組の担当など活動の幅を広げる
【漫才スタイルと標準語の理由】
・雑談漫才やコント漫才で自然体な笑いを提供
・関西出身ながら標準語を採用したのは「目立つため」
【吉本興業を辞めた理由】
・劇場内の評価や環境にストレスを感じ、自由な活動を求めて東京へ
【ネタ作り担当】
・ボケ担当の楢原が作成し、漫才の形式美と面白さを追求
【出井の意外な趣味】
・コーヒー好きでカフェ巡りを楽しみ、SNSで情報を発信
【おすすめ動画・SNS】
・ヤーレンズの漫才が楽しめるYouTubeやSNSアカウントも要チェック
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