「COMPLEX」吉川晃司さん・布袋寅泰さんが能登復興基金創設に寄付金10億円!活動内容と今後の展望は?
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2024年、石川県能登半島での復興が新たな局面を迎えました。
伝説のユニット「COMPLEX」の吉川晃司さんと布袋寅泰さんが行った復興支援コンサート「日本一心」で得られた収益金10億円が、能登復興応援基金の原資として寄付されたのです。
この記事では、この支援の背景や活動内容、基金の今後の活用方法を詳しく解説します。
COMPLEXの支援活動の歴史
COMPLEXは、1988年に吉川晃司さんと布袋寅泰さんによって結成され、1980年代の音楽シーンを彩った伝説的ユニットです。
1990年に活動を停止していましたが、2011年の東日本大震災をきっかけにチャリティーライブを実施。
収益金を被災地の復興支援に充てたことで、社会貢献活動でも注目されました。
そして2024年、能登半島地震の発生後、再び立ち上がり東京ドームで復興支援ライブ「日本一心」を開催。
2日間で多くのファンが駆けつけ、10億円という多額の収益金が集まりました。
能登復興応援基金の概要
石川県が新たに創設した「能登復興応援基金」は、吉川さんと布袋さんから寄付された10億円を原資とし、能登半島の復興支援を長期的に進めるために設立されました。
この基金を活用し、次の3つの分野を中心に支援が行われます:
- 漁業など特色ある一次産業の再興
- 伝統文化や地場産業の活性化
- 子どもたちの健やかな成長を支える活動拠点の設立
石川県は、能登官民連携復興センターを通じて現地の活動団体から支援計画を公募し、適切な支援を提供していく予定です。
支援金の具体的な活用方法
能登復興応援基金では、地域のニーズに応じた支援を計画中です。
例えば:
- 漁業復興プロジェクト:地震で被害を受けた漁業設備の修繕や、新たな産業資源の開発。
- 伝統工芸の保存活動:輪島塗や和紙など、地域独自の文化を次世代に継承するための取り組み。
子どもの居場所づくり:被災した子どもたちが安心して学べる施設や遊び場の提供。
このような活動を通じて、能登地域の生活基盤と文化を再興し、未来への希望を育むことが期待されています。
馳浩知事と支援者たちの思い
石川県の馳浩知事は、「長期的で創造的な復興に向けた取り組みに感謝します。
他の寄付金も受け付ける形で活用を広げたい」とコメント。
吉川さんと布袋さんも「たくさんの方々の共感とご理解が得られたことで、公演が大成功しました」と感謝の意を述べています。