M-1グランプリ2024決勝:完全ガイド
出典:M-1公式X
2024年M-1グランプリ決勝に進出したのは
年末の風物詩ともいえる「M-1グランプリ」が、いよいよ2024年12月22日に開催されます!漫才好きから初めて見る人まで、一年で一番笑いが生まれる日として大注目!
この日、1万330組のエントリーの中から選ばれた9組と敗者復活戦勝者1組、計10組が20代目の王者の座をかけて競います。
この記事では、2024年M-1グランプリの詳細、見どころを詳しくお伝えしますので、決勝当日までの予備知識として参考にしてください。
【目次】
M-1グランプリ2024の概要
M-1グランプリ2024は、第20回大会という記念すべき節目を迎えます。
放送時間は、敗者復活戦を含めると約7時間の生放送!
注目の決勝進出者と敗者復活戦について
現在、準決勝は12月5日に実施され、以下の9組が決勝戦への切符を手にしました。
エントリーNo.19「真空ジェシカ」
出典:M-1公式X
所属:プロダクション人力舎
結成年:2012年
ボケ:川北茂澄(カワキタシゲト)(写真右側)
ツッコミ:ガク(ガク)(写真左側)
2021年から22,23、そして今年で4度目の決勝進出。
高学歴を誇るコンビが繰り出す、型破りなボケの数々。
その中にふと垣間見える知的な要素が特徴的で、一度ハマると抜け出せなくなる魅力を持つ注目のコンビです。
エントリーNo.496「トム・ブラウン」
出典:M-1公式X
所属: ケイダッシュステージ
結成年:2009年
ボケ:みちお(ミチオ)(写真右側)
ツッコミ:布川ひろき(ヌノカワヒロキ)(写真左側)
北海道出身のお笑いコンビ・トム・ブラウンは、常識を覆すような狂気的なネタが特徴的。
日本テレビ系列の「有吉の壁」ではレギュラー出演を果たし、多くのバラエティ番組で活躍中。
メンバーの布川ひろき(39)とみちお(39)はともに札幌市出身。
2018年には「合体漫才」という斬新なスタイルで「M-1グランプリ」決勝に進出し、一気にお笑いファンの心を掴んだ。
2018年決勝進出以来2度目の挑戦!狂気のネタは審査員、観客に刺さるのか!注目です。
エントリーNo.502「ヤーレンズ」
出典:M-1公式
所属: ケイダッシュステージ
結成年:2011年
ボケ:楢原真樹(ナラハラマサキ)
ツッコミ:出井隼之介(デイジュンノスケ)
結成13年目で初の決勝進出を果たし、『M-1グランプリ2023』で準優勝に輝いたヤーレンズ。
その漫才は、楢原真樹による超高速かつ予測不能なボケと、出井隼之介の正確無比なツッコミが絶妙に絡み合い、観る者に強烈なインパクトを与える。
昨年は惜しくも準優勝、2度目の決勝進出でチャンピオンに輝けるか要チェックです。
エントリーNo.2342「エパース」
出典:M-1公式X
所属: 吉本興業
結成年:2016年
ボケ:佐々木隆史(ササキタカフミ)
ツッコミ:町田和樹(マチダカズキ)
10度目の挑戦で初の決勝進出!
主にしゃべくり漫才を展開するコンビで、佐々木の独特なシュールボケを町田が的確に拾いながらツッコミを入れるスタイルが特徴的。
見た目はオーソドックスながら、異彩を放つ独特の世界観が魅力だ。
二人とも野球経験者であるため、ネタの中に野球用語が織り交ぜられることも多い。
決勝戦でのネタに注目!
エントリーNo.2585「ダイタク」
出典:M-1公式X
所属:吉本興業
結成年: 2009年
ボケ:吉本大(ヨシモトダイ)
ツッコミ:吉本拓(ヨシモトタク)
双子ならではの絶妙なコンビネーションで、テンポ良く掛け合う漫才が特徴のお笑いコンビ・ダイタク。
ネタの多くは「双子(自分たち)ならどうなるか」というテーマを軸に展開され、ボケの大が仮説や提案を次々と繰り出す形で進行していく。
これまでに『M-1グランプリ』で2度の準決勝進出を果たしており、“双子漫才師”としての個性に加え、その実力にも大きな注目が集まっている。
10度目の挑戦で初の決勝進出、双子ならではの阿吽の呼吸でチャンピオンなるか!
エントリーNo.2684「令和ロマン」
出典:M-1公式X
所属:吉本興業
結成年:2018年
ボケ:高比良くるま(タカヒラクルマ)
ツッコミ:松井けむり(マツイケムリ)
昨年2023年王者「令和ロマン」の漫才は、現代社会の話題を巧みに取り入れたユーモアあふれる構成が特徴です。
大胆で緻密に計算された高比良のボケと、テンポ良く笑いを引き出す松井のツッコミが見事に融合しています。
さらに、独特のキャラクター性が他にはない世界観を生み出し、大きな魅力となっています。
2024年の大会では、その個性がどのように輝き連覇なるのか注目が集まります。
エントリーNo.4224「ママタルト」
出典:M-1公式X
所属: サンミュージックプロダクション
結成年:2016年
ツッコミ:檜原洋平(ヒワラヨウヘイ)
ボケ:大鶴肥満(オオツルヒマン)
ママタルトは、一部の熱狂的なファンに向けた笑いではなく、幅広い人々に楽しんでもらえるネタ作りを目指しているコンビです。
主に漫才を披露し、「肥満」「ダイエット」「大食い」など、粕谷さんの個性を活かした題材を得意としています。
パワフルな見た目に反してシュールな粕谷さんのボケと、それを観客に分かりやすく丁寧に伝える檜原さんのツッコミが絶妙に絡み合い、笑いを生み出します。
9回目の挑戦で、初の決勝進出!
万人受けを狙うネタは功を奏すのか注目です。
エントリーNo.6307「バッティリズ」
出典:M-1公式X
所属: 吉本興業
結成年:2017年
ボケ:寺家(ジケ)
ツッコミ:エース(エース)
7度目の挑戦、初決勝進出の「バッティリズ」は、ボケの寺家が無知なツッコミのエースに対して、さまざまな物事や場所の魅力を説明するものの、エースはその魅力を理解できず、その反応が笑いを生むスタイルです。
「全部聞き取れたのにー!」という独特の展開が特徴で、エースのツッコミ自体がボケになるという少し変わった漫才を披露しています。
ツッコミがボケになるという斬新なスタイルは、受け入れられるのかが注目ポイントです。
エントリーNo.6349「ジョックロック」
出典:M-1公式X
所属: 吉本興業
結成年:2022年
ボケ:ゆうじろー(ユウジロー)
ツッコミ:福本ユウショウ(フクモトユウショウ)
コンビ結成以来3度目の挑戦にして、決勝進出を果たした「ジョックロック」は、ジョックロックはコント漫才を中心に活動しており、福本が「ドラマのカッコいいシーンをやりたい」というテーマをもとにネタを展開するのが特徴。
迫力のある演技が際立つスタイルで、ゆうじろーのボケに対して福本が力強くツッコミを入れる流れが印象的です。
コンビ結成からわずか3年で決勝進出の「ジョックロック」注目の1組です!
以上9組に加え、敗者復活戦勝者1組、計10組の中から2024年お笑いの頂点が決まります。
2024M-1の注目ポイントと過去の大会の傾向
過去の大会を見ると、誰でも経験したことのあるような日常的なネタを題材にした笑いが有利に思ます。
また、優勝者には独創性、笑いの普遍性、そして技術力が必要とされます。
例えば、2006年では、チュートリアルが「電化製品や自転車のベル」のネタで優勝。
2019年にはミルクボーイが「コーンフレーク」のネタで最高得点を獲得。
それに加え、会場の盛り上がりや審査員や会場の反応も審査に影響を与えているように感じます。
そして、注目すべきは、敗者復活戦!
2007年王者「サンドイッチマン」、2015年王者「トレンディエンジェル」この2組は敗者復活戦から這い上がり王者となりました。
今年も敗者復活戦勝者からの王者が誕生するのか注目したいところです。