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「ダメーッ」合体漫才がクセになる!トム・ブラウンの魅力とは?


※本ページはプロモーションを含みます。


出典: 株式会社ケイダッシュステージ

独特な世界観と奇抜な芸風で注目を集めるお笑いコンビ「トム・ブラウン」。

彼らの「合体漫才」や圧倒的なインパクトのあるパフォーマンスは、一度見たら忘れられない魅力にあふれています。

本記事では、トム・ブラウンの略歴やコンビ結成の秘話、さらに個性あふれる2人のプロフィールやネタ作りの裏側について徹底解説します。

彼らの魅力に迫りながら、その成功の秘密を紐解いてみましょう!

目次

「トムブラウン」とは?


出典:X M-1グランプリ

  • コンビ名:トムブラウン
  • 結成年:2009年
  • 所属:ケイダッシュステージ
  • ボケ担当:みちお[写真右]
  • ツッコミ担当:布川ひろき[写真左]


ここからは、「トム・ブラウン」の略歴、メンバーそれぞれのプロフィール、エピソードを紹介します。

  • トム・ブラウンの略歴と歩み
  • トム・ブラウンそれぞれのプロフィール
トム・ブラウンの 略歴と歩み

トム・ブラウンの公式な結成日は2009年1月12日ですが、それ以前の2008年から札幌のインディーズライブ「バクブロ」などで活動をスタート。

同年のM-1グランプリにも初出場しました。

当時のネタは第一声が「死にたい」という台詞から始まり、地獄をテーマにしたブラックな内容でした。

トムブラウン

トムブラウン

  • 7298197 Records DK2
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上京と所属事務所への挑戦

2009年2月、トム・ブラウンは札幌から上京。

当初はフリーで活動を開始します。
一時、マセキ芸能社のオーディションを受けましたが、惜しくも不合格。

しかし、オードリーのブレイク直後で若手を積極的に採用していたケイダッシュステージのオーディションに合格し、2010年7月に正式所属となりました。

以降、ハマカーン・浜谷健司さん率いる「浜谷塾」のメンバーとして経験を積みます。

M-1グランプリでの躍進

出典:X 【公式】オズブラウン【TVer配信中】

2018年、M-1グランプリで決勝進出を果たし、6位に入賞。このとき披露した「合体漫才」が大きな話題を呼び、一気に全国区での知名度を獲得。

審査員の立川志らくさんや松本人志さんからも高評価を受けました。

翌2019年は準決勝で敗退し、敗者復活戦にも出場しましたが、視聴者投票で7位となり決勝進出は叶いませんでした。

そして、ラストイヤーとなる2024年のM-1グランプリでは6年ぶりに決勝へ返り咲き、ファーストラウンドで823点を記録。同じく6位という結果で幕を閉じました。

ライブ活動とテレビ出演

全国的な人気を得た後も、トム・ブラウンは単独ライブツアーを毎年継続。

テレビへの出演が増える中でも、観客と直接触れ合う場を大切にし続けています。

彼らの歩みは、挑戦と進化を重ねた努力の結果であり、現在も唯一無二のスタイルで笑いを届け続けています。

「トムブラウン」それぞれのプロフィール

ここからは、「トムブラウン」メンバーそれぞれのプロフィールとエピソードをお伝えします。

みちお


出典:X お笑いナタリー

  • 名前:みちお
  • 本名:道音雄太 (みちおと ゆうた)
  • 生年月日:1984年12月29日
  • 血液型:O型
  • サイズ 身長:170cm / 体重:108.4kg
  • 出身地:北海道札幌市
  • 趣味:ロボットアニメ、映画鑑賞、歴史、ゲーム、スポーツ
  • 特技:スノーボード、相撲、柔道、素手でフルーツを潰してミックスジュースを作る、少年紙を素手で真っ二つに破く、Y字バランス、股わり
  • 資格:講道館柔道初段、全日本スキー連盟スノーボード検定1級

トムブラウンのみちおさんは、芸人界でもトップクラスの怪力を誇ることで有名です。

その驚異的なパワーはテレビ番組でも披露され、視聴者や共演者を驚かせる場面がたびたびあります。

りんごを手で握りつぶすのは序の口で、メロンを粉砕、パイプ椅子をひねり曲げ、さらにはジーンズを引き裂くという離れ業まで披露。

これらのパフォーマンスに共演者たちが「もうやめて!」と慌てて止めに入ることもしばしばですが、みちおさんはどこ吹く風。

中には、手足を拘束する器具すら破壊し、スタジオが騒然となったこともあるそうです。

みちおさん自身は、この怪力について「生まれつき」と語り、過去には脳外科医から「力を制御するリミッターが壊れている」と指摘されたこともあるのだとか。

その穏やかで優しい笑顔からは想像もつかない圧倒的な力を持つみちおさん。

彼の怪力エピソードは驚きと笑いを巻き起こし、すっかり彼のトレードマークとなっています。

「パイナップルを素手で搾るみちお」

布川ひろき


出典:X お笑いナタリー

  • 名前:布川ひろき
  • 本名:布川大起 (ぬのかわ ひろき)
  • 生年月日:1984年1月28日
  • 血液型:A型
  • サイズ 身長:176cm / 体重:67kg
  • 出身地:北海道札幌市
  • 趣味:ギザ10円集め、aikoのことを調べる
  • 特技:足ツッコミ、九九
  • 資格:講道館柔道初段、落語協会落語通検定3級、プロ野球エキスパート検定5級、日本将棋連盟認定5級

柔道経験者であるトムブラウン布川さんほ、中学生時代には札幌市の大会で個人戦優勝という輝かしい成績を収め、高校生でも個人ベスト16という実力を発揮しました。

さらに、布川さんの柔道部の練習仲間だったみちおさん(背筋300kgという怪力を誇り、「チンパンジー並み!?」とも言われるほどのパワーの持ち主)でさえ、練習中に一度も布川さんに勝てなかったそうです。

また、高校時代にはユニークな遊びも楽しんでいたようです。
みちおさんと一緒に、「道場から教室まで誰にも見つからずに移動できたら勝ち」という「メタルギアソリッド」というオリジナルゲームを実践。柔道の技だけでなく、隠密行動も得意だったのかもしれません。

そんな布川さん、実はイケメンという噂も。

強さとユーモアを兼ね備えた彼の魅力が、これらのエピソードからも伝わってきますね。



「トムブラウン」コンビ結成までのストーリー


出典:X トム・ブラウンの日本放送圧縮計画

トム・ブラウンの始まりは、高校時代にまでさかのぼります。

当時、柔道部の部長を務めていた布川さんは、1年生で「相撲で全国大会に出場した実力者」と噂されていたみちおさんに興味を持ち、直接声をかけました。

その結果、みちおさんは柔道部に入部。

しかしその理由は少しユニークでした。
みちおさんは「相撲は裸だから女の子にモテない」と考え、漫画で柔道部員に彼女がいる描写を見て、「柔道ならモテるかも」と期待していたのです。

しかし、結果は「全然モテなかった」とのこと。

また、柔道部の同年代とは仲が良いにもかかわらず、みちおさんだけが布川さんを含む先輩たちの遊びに単独で参加するといった風変わりな行動も多かったそうです。

さらに、布川さんが筋力トレーニング中にみちおさんから「タメ口でいいですか?」と突然お願いされる一幕も。

布川さんは驚きつつも、「懐が浅いと思われたくない」と快く了承しました。

このような関係性が、2人の信頼を深めていきました。

高校卒業後、それぞれの道へ

高校を卒業すると、布川さんはお笑いの道を志し、みちおさんを誘いますが、一度は断られてしまいます。

当時、みちおさんは中学から続けていたスノーボードでプロを目指していました。

インストラクターの資格も取得しましたが、プロの道には「命を懸ける覚悟」が必要だと痛感していたところ、スノーボードで友人が大けがするのを目の当たりにし、プロへの道を断念することにしました。


再び交わる2人の道

スノーボードの夢を諦めたみちおさんは、ローカル番組で活躍する布川さんを見て、再び興味を持ちます。

「布川さんがやれるなら自分も大丈夫」と感じたそうです。

一方、布川さんは知らない人とコンビを組むことに抵抗がありました。

そんな時、みちおさんがスノーボードの道を諦めたことを知り、再び声をかけたのです。

こうして結成されたトム・ブラウンは、唯一無二の存在感を持つコンビとして成長を遂げました。

2人の過去を知ると、その強い絆と自然体な関係性が、今の活躍を支えていることがよくわかりますね。



「トムブラウン」コンビ名の由来


出典:X 青(sou)さん

トム・ブラウンというコンビ名は、少年ジャンプに連載されていた野球漫画『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』に登場する選手の名前に由来しています。

この漫画に出てくる「トム・ブラウン」というキャラクターから名付けられたものです。

しかし、なぜ数あるキャラクターの中から「トム・ブラウン」を採用したのか、その具体的な理由については明らかにされていません。

謎めいた背景があることで、さらに興味を引くエピソードになっています。

彼らのコンビ名は、独自の個性を象徴する一要素となり、覚えやすさとインパクトで多くの人々に親しまれています。

「トムブラウン」のネタ作り担当は?


出典:X お笑いナタリー

お笑いコンビ「トム・ブラウン」のネタ作りは、みちおが考案したユニークな設定を基に、布川ひろきと2人で意見を交わしながら進められています。

その過程では時に、不毛とも思える議論に多くの時間を費やすこともあるそうで、布川は「1年分くらいの時間を無駄にしていると思いますね」と冗談交じりに語っています。

トム・ブラウンの代名詞「合体漫才」はこうして生まれた


出典:X お笑いナタリー

彼らの代表的なスタイルである「合体漫才」の発想の源泉について、みちおは映画『ザ・フライ』の記憶や、「一休さんをたくさん集めてキング一休さんを作ったらどうなるだろう?」という疑問から生まれたと説明しています。

その奇抜な発想に対し、布川は「普通の人ならそんな設定はやらない」と周囲に言われながらも、「夢を追う人のアイデアを否定する必要はない」として、みちおの考えを全力で支持しました。

一方で、みちおはその布川の姿勢を「実は一番やばいヤツ」と表現。

2人の個性がぶつかり合いながらも、独創的なネタが生み出される様子がうかがえます。

これこそが、トム・ブラウンの唯一無二の世界観を作り上げる秘訣なのでしょう。

「トムブラウン」の芸風・特徴


出典:X みちおが言いそうなことbot

トム・ブラウンの芸風は、布川が長髪を振り乱しながら「キャー!」と叫び、みちおの頭を叩く独特のつかみから始まります。

その後、ホラー要素を交えたネタや一発ギャグを盛り込み、観客を引き込むスタイルが特徴です。

彼らの代名詞ともいえる「合体漫才」では、有名人やアニメキャラを奇抜に融合させる展開が見どころ。

また、布川の「ダメ〜ッ」と言いながら、みちおの頭をつかむような独特のツッコミも中毒性があります。

漫才の枠を超えた独創性が際立ち、観る人を選ぶと言われる一方、ハマる人には中毒的な魅力を与えると評されています。

一方で、その強烈なインパクトから「小さな子どもには見せられない」という意見もあるようです。

特にファミリー層には刺激が強いと感じられる場合があり、好き嫌いがはっきり分かれる芸風ともいえるでしょう。

それでも、マンガのような要素を取り入れた奇想天外なネタや、伝統的な漫才の「ツッコミ不在」とも言われる自由なスタイルは、唯一無二の存在感を放っています。

トム・ブラウンの世界観は、まさに一度ハマれば抜け出せない魅力を持っているのです。


「トムブラウン」おすすめ動画

  • 漫才「ナカジMAX」
  • 漫才「剛力」
  • 【2024M-1】三回戦ネタ(トム・ブラウン3組目)
漫才「ナカジMAX」


漫才「剛力」


【2024M-1】三回戦ネタ(トム・ブラウン3組目)

今回、紹介した動画以外にもトム・ブラウンの魅力あふれる動画が沢山あります。

ぜひ、あなたのお気に入り動画を見つけてください。

まとめ


出典:X お笑いナタリー

「トム・ブラウン」とは?

  • 2009年1月12日結成(2008年より活動開始)。
  • 上京後、ケイダッシュステージに所属し活躍。
  • M-1グランプリ2018で決勝進出し「合体漫才」で話題に。
  • 以降も単独ライブやテレビ出演で活動中。

メンバーのプロフィール

  • みちお: 怪力がトレードマーク。生まれつきのパワーは医師から「リミッターが壊れている」と診断されるほど。
  • 布川: 柔道経験者で、札幌市大会優勝の実績。高校時代にはユニークな遊びで楽しむ一面も。

コンビ結成のきっかけ

  • 高校時代、柔道部での出会いからスタート。
  • 一度は別々の道を歩むも、再会しコンビを結成。
  • みちおのスノーボードへの夢の断念と布川の誘いが決め手に。

コンビ名の由来

  • 少年ジャンプの野球漫画『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』に登場するキャラクター「トム・ブラウン」から命名。具体的な理由は不明。

ネタ作りのスタイル

  • みちおの奇抜な発想を布川が全力でサポート。
  • 代表作「合体漫才」は「ザ・フライ」などの映画や疑問から生まれた。

芸風と特徴

  • 観客を引き込むホラー要素や奇抜な一発ギャグが特徴。
  • 「合体漫才」の独創性が光り、観る人を選ぶ一方で中毒的な魅力がある。

トム・ブラウンの笑いは、奇抜な発想と唯一無二の芸風が魅力です。

一度ハマると抜け出せない世界観を、ぜひライブやテレビで体験してみてください!

お祭り男が挑んだ!樽転がし祭りinイタリア・モテンプルチャーノ


※本ページは、プロモーションを含みます。

イタリア・モテンプルチャーノで開催される「樽転がし祭り」とは?


出典:X 世界の果てまでイッテQ!

人気番組『イッテQ』の「お祭り男」宮川大輔さんが挑戦したことで、日本でも注目を集めたこのユニークなイベントをご存じですか?

この記事では、トスカーナ地方の歴史ある町モテンプルチャーノで行われる伝統的な祭り「樽転がし祭り」について、詳しくご紹介します。




目次

モンテプルチアーノとは?

モンテプルチアーノは、イタリア・トスカーナ地方に位置する標高約600メートルの丘の上に広がる美しい街です。

周囲をオリーブ畑やブドウ畑に囲まれ、その風景はまるで絵画のよう。

特に、世界中のワイン愛好家にとって憧れの的である高級ワイン「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の生産地として知られています。

さらに、モンテプルチアーノのもうひとつの誇りは、毎年8月の最終日曜日に開催される「ブラビオ・デッレ・ボッティ」という伝統的なお祭りです。

このお祭りのメインイベントは、町内会対抗のワイン樽転がし競争で、地元の人々の情熱と歴史が息づいており、多くの観光客を魅了します。

ワイン樽転がし「ブラビオ・デッレ・ボッティ」とは?


出典:朝日新聞デジタルマガジン&Travel

モンテプルチアーノの「ワイン樽転がし競技」では、各地区から選ばれた2人1組の代表が、重さ約80キログラムもある樽を転がして競い合います。

そのコースは全長1.65キロメートルに及び、途中には急勾配の石畳が続く、まさに体力とテクニックが試される過酷なレースです。

スタート地点からゴール地点までは約1キロメートルの急な坂があり、スピードと正確さを求められるこの競技では、選手たちの集中力と持久力が勝敗を大きく左右します。

さらに、競技に使われる樽には、特別な「競技用の印」が焼き印として施されます。

太鼓の音が最高潮に達するたびに、地元の熟練職人が焼き印を押し、その瞬間、樽から煙が立ちのぼる様子は圧巻です。

この儀式的な演出は、まるで映画のワンシーンを思わせるほど迫力があり、観客の期待感をさらに高めます。

開催時期

この樽転がし競技は、毎年8月の最終日曜日に開催されます。

この時期は観光シーズンとも重なり、多くの観光客が訪れる中、町全体が熱気と興奮に包まれる一大イベントとなっています。

ワイン転がしの起源

モンテプルチアーノには、旧市街を8つの地区に分けた「コントラーダ」と呼ばれる町内会組織が存在します。

この「コントラーダ」は、地域住民の強い絆を象徴しており、長い年月を通じて、まるで家族のように助け合いながら生活を築いてきました。

中世の時代、彼らの団結や士気を高める手段として盛んだったのが競馬。

しかし、時代の流れとともに競馬は姿を消してしまいます。

ところが、20世紀半ばになると、「コントラーダの精神を受け継ぐ新たな行事を復活させよう」という声が高まりました。

その結果、1974年に誕生したのが、モンテプルチアーノの名産であるワインを取り入れた樽転がし競技「ブラビオ・デッレ・ボッティ」だったのです。

この競技は、伝統と創意が融合したイベントとして、コントラーダの精神を現代に受け継ぐ重要な役割を果たしています。

過酷なレースに挑む男たち「スピンジトーリ」とは?


出典:X 世界の果てまでイッテQ!
スピンジトーリとして参加する宮川大輔

「スピンジトーリ(Spingitori)」とは、イタリア語で「押す人」を意味し、モンテプルチアーノの伝統的な樽転がし祭り「ブラビオ・デッレ・ボッティ(Bravio delle Botti)」における競技者を指します。

各チームから選ばれる2人のスピンジトーリが樽を押しながら、スピードとバランスを駆使してレースに挑みます。

競技コースは、ゴール地点であるグランデ広場までの長い上り坂が特徴的です。

道中には急に狭くなる箇所があり、追い越しが困難なエリアも多いため、戦略が重要となります。

さらに、石畳の凹凸が樽を激しく揺らし、コースアウトするチームが多発!

そのたびに沿道からの熱い声援が飛び交い、競技者たちを後押しします。

体力と技術が問われる競技

スピンジトーリには、80キログラムの重い樽をコントロールするための強靭な体力だけでなく、石畳の道で正確に操作する高度な技術が求められます。

そのため、この競技はまさに彼らの努力と鍛錬によって成り立っていると言えるでしょう。

スピンジトーリたちは、モンテプルチアーノの各地区を代表してレースに参加しており、地域の誇りと伝統を背負っています。

その姿は、祭りの熱狂を象徴する存在であり、観客の心を大いに盛り上げます。

彼らこそが、この樽転がし祭りの真の主役と言えるでしょう。

まとめ

  • モンテプルチアーノとは?

イタリア・トスカーナ地方の美しい丘の上に広がる町で、高級ワイン「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の生産地として知られる。

  • 樽転がし祭り「ブラビオ・デッレ・ボッティ」とは?

各地区の代表2名が、重さ約80キログラムの樽を転がしながら1.65kmの急勾配の石畳を競い合う伝統的な祭り。
開催は毎年8月の最終日曜日。

  • 競技の特徴

過酷なレースで体力と技術が問われる。
特別な焼き印が押された競技用の樽が使用され、観客の熱狂的な応援が盛り上げる。

  • 樽転がしの起源

中世の競馬を起源とし、1974年に「コントラーダ(地区の団結の象徴)」の精神を受け継ぐ形で樽転がし競技として復活。

  • 「スピンジトーリ」とは?

各地区の代表として選ばれた競技者で、強靭な体力と高度な技術で樽を操る。
地域の誇りと伝統を背負い、祭りの主役として活躍。

モンテプルチアーノの樽転がし祭りは、地域の歴史と情熱が詰まったイベントです。

ぜひその壮大なレースと熱狂を現地で体感し、イタリアの伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。




【バッテリィズ】ピュアなボケで日本を明るくするコンビの魅力に迫る!


※本ページはプロモーションを含みます。

出典:吉本興業株式会社

「細そうすぎやろっ!」強烈なワードを繰り出し2024年M-1グランプリ準優勝!漫才の本場・大阪から、個性溢れる注目のコンビ「バッテリィズ」が大活躍!

草野球チームでピッチャーとキャッチャーとして活躍していた2人が、その絆を漫才の世界でも発揮し、笑いの球を投げ続けています。

破天荒で自由奔放なエースと、冷静にツッコむ寺家の絶妙な掛け合いは、多くのファンを魅了。

M-1グランプリ2024では、初の決勝戦へ!
勢いそのまま爆笑をさらい王者「令和ロマン」と僅差の2位!
いま最も勢いのある若手芸人コンビです。

この記事では、そんなバッテリィズの魅力に迫ります!




【目次】

「バツテリィズ」とは?


出典:X M-1グランプリ

コンビ名:バッテリィズ
結成年:2017年
所属:吉本興業
ボケ担当:エース(えーす)写真左側
ツッコミ担当:寺家(じけ)写真右側

「バツテリィズ」の略歴

1994年11月2日生まれのエース(大阪府出身)と、1990年8月7日生まれの寺家(じけ、三重県出身)は、それぞれ別々のコンビで活動していましたが、2017年に現在のコンビを結成しました。

2人は芸人草野球チームのチームメイトで、エースがピッチャー、寺家がキャッチャーというバッテリーの関係に由来し、「バッテリィズ」という名前がつけられました。

その後、漫才への真摯な取り組みが評価され、上方漫才協会大賞の文芸部門賞を受賞しています。

また、「M-1グランプリ2023」では準決勝進出という快挙を達成し、翌2024年にはついにM-1グランプリのファイナリストに名を連ねました。

M-1決勝戦では笑いの渦を巻き起こし、見事準優勝となりました。

これからの活躍がますます期待される注目のコンビです。

「バツテリィズ」それぞれのプロフィール


出典:X M-1グランプリ

ここからは、「バッテリィズ」それぞれのプロフィールとエピソードをお伝えします。

  • エース(えーす)のプロフィール
  • 寺家(じけ)のプロフィール
エース(えーす) のプロフィール


出典:X バッテリィズ エース

性別:男性
名前: エース(えーす) [本名:角拳都(かど けんと)]
生年月日:1994年11月02日
身長/体重:182cm /67kg
出身地:大阪府 大阪市
趣味:野球(阪神タイガースファン)、ONE PIECE関連
特技:野球、ONE PIECE
入門:NSC大阪36期

破天荒で自由奔放な「バッテリィズ」のエース

「バツテリィズ」のエースさんは、破天荒で自由奔放なキャラクターが魅力のお笑い芸人です。

彼は、実はNSC(吉本総合芸能学院)に入るまで『M-1グランプリ』を観たことがありませんでした。

それでも、小中高の卒業文集には「『M-1』チャンピオンになる」と書いていたというユニークなエピソードを持っています。

その理由は、「みんなが『M-1』がおもしろいと言っていたから」というシンプルなものでした。

しかし、彼の目標は『M-1』そのものではなく、「なんでもいいから一番おもしろいやつになる」という強い想いから来ています。

さらにエースさんといえば、インパクト抜群の髪型が話題です。

出典:X バッテリィズ エース
その髪型は、なんと「カブトガニ」をイメージしたもの。
カブトガニの形状に「かっこよさ」を感じたエースさんは、美容師にその形状を忠実に再現するよう依頼したそうです。

この独特な髪型はギャグとしてだけでなく、彼自身の「かっこよさ」を表現する手段でもあり、
個性と存在感を存分に引き立てるポイントとして注目されています。

また、エースさんは「文字」が大の苦手。

読む、書く、打つ、すべての行為が嫌いで、文字を見ると頭が痛くなるほどだそうです。

特に興味のないことを調べるのは、文字を扱う以上に苦痛だとか。

このエピソードからも、彼の自由で型破りな個性が感じられます。

「バツテリィズ」のエースさんは、破天荒な生き方と個性的なセンスで、笑いの世界に新しい風を吹き込んでいる存在といえるでしょう。

寺家(じけ) のプロフィール


出典:X バッテリィズ 寺家

性別:男性
名前: 寺家(じけ) [本名:寺家剛(じけつよし)]
生年月日:1990年08月07日
身長/体重:176cm /72kg
血液型:B型
出身地:三重県 津市
趣味:草野球(上方ホンキッキーズ) 、競馬、ラーメン巡り
特技:キャッチャー◯ 流し打ち
入門:一般36期

寺家のユニークな芸人ストーリー

寺家さんは、NSC(吉本総合芸能学院)を卒業せずにオーディションから吉本興業に所属した、現在では珍しい「一般36期」出身の芸人です。

しかし、その経歴には意外なエピソードが隠されています。

実は、寺家さんもかつてNSCの36期生として入学していました。

しかし、当時の寺家さんは、ラジオで聞いた売れっ子芸人の「真面目に通わなかったNSC時代」の話を鵜呑みにし、最初から真剣に通わずに過ごしていました。

ところが、寺家が入った一年前から適用された「出席日数不足で卒業不可」のルールに引っかかり途中でNSCを辞めることになったのです。

在学中のエピソードとしては、沖縄出身で日本語もギリギリしゃべれる程度、さらには自分の名前の漢字さえ怪しいという個性的な相方と即席コンビを組み、「キングオブコント」に挑戦。

しかし、結果はしっかりとスベるという苦い経験をしました。

そんな中、同じく真面目に通っていなかった藤原さんと意気投合。

二人で「ビッグイニング」というコンビを結成し、インディーズライブに出演するようになります。

そして、NSCを辞めてちょうど1年後、運命の転機が訪れます。

5upよしもとの「煌(きらめき)レッスン」というライブで偶然1位を獲得。

その結果、1位が集まるライブに出場することが決まり、これを機に再び吉本に所属することとなりました。

こうして芸人としての道を本格的に歩み始めた寺家さん。

しかし、その後3年ほど活動した「ビッグイニング」は解散となります。

その後同じ草野球チームでバッテリィを組んでいたエースと出会いコンビ結成に至るという型破りなスタートと、紆余曲折のあるキャリアを歩んできた寺家さん。

その経験から生まれる独自の視点とユーモアは、彼の芸風の根幹となっているのでしょう。

漫才と同じくらい草野球に本気!バッテリィズのもうひとつの顔


出典:X 上方ホンキッキーズ 大阪よしもと草野球チーム

バッテリィズは漫才だけでなく、草野球にも全力で取り組むコンビとして知られています。

2人は草野球チームのピッチャー(エース)とキャッチャー(寺家)という関係からコンビを結成するほど、野球愛が強いのが特徴です。

さらに、「上方ホンキッキーズ」という本気の草野球チームを結成。

これは「よしもと漫才劇場」のメンバーを中心としたチームで、草野球大会に出場し、甲子園で試合がて目指しています。

実際、大阪府の大会ではベスト8まで進む実力を持つチームで、彼らの野球への情熱がうかがえます。

その一方で、ネタ合わせ中もつい野球の話題が出てしまうのが彼ららしいところ。

「ここはもっと早くツッコもう」という普通の話し合いが、「あそこのスライダーはもう少し低めに」など、野球の作戦会議になってしまうこともしばしば。

壁に向かってネタ合わせをしている途中で突然牽制球を投げるエースや、ネタを考えるつもりがノートに変化球の組み立てを書いている寺家など、野球の影響は日常にも現れています。

漫才と草野球、どちらも全力で取り組むバッテリィズの情熱は、彼らのユニークな魅力のひとつ。

ぜひ、笑いだけでなく、野球にも本気なコンビとして覚えておいてください!

YouTubeチャンネルバッテリィズの熱狂パワフル草野球

「いつ誘てんねん!」バッテリィズ結成のきっかけ


出典:X バッテリィズ 寺家

バッテリィズのコンビ結成のきっかけは、草野球チームでのバッテリーとしての関係にありました。

エースがピッチャー、寺家がキャッチャーを務める芸人草野球チームで、2人はチームメイトとして活動していました。

ある日、試合の3回裏。

寺家がベンチ横のブルペンでキャッチボールをしていたタイミングで、エースが声を掛けたことが、コンビ結成の始まりでした。

この突然の誘いに、寺家は思わず「いつ誘てんねん!」とツッコんだのだとか。

なので、バッテリィズの最初のツッコミは、「いつ誘てんねん!」だったそうです。

野球から生まれた2人のコンビ名やスタイルには、草野球で培った絆と息の合った掛け合いが詰まっています。

バッテリィズの漫才は、このユニークな出会いがあったからこそ生まれたと言えるでしょう。

「バッテリィズ」のネタ作り担当は?

寺家のネタ作りに対する変化──M-1準決勝で得た気づき

ネタ作りを担当しているのはツッコミ担当の寺家さんです。

寺家さんは、2023年のM-1で準決勝を経験したことで、ネタ作りへの姿勢に大きな変化が生まれました。

準決勝に進む芸人たちは、圧倒的な実力を持ち、ネタに対する真剣な姿勢も並外れています。

特にラストイヤーの芸人たちが見せる熱量はすさまじく、そこに漂う独特の緊張感を肌で感じることができたのは非常に貴重な経験だったといいます。

準決勝クラスの芸人たちは、ネタの完成度を高めるために極限までこだわります。

台本の中のたった1文字を減らすために何時間も悩むこともあるほどです。

このような細部への徹底した追求が、トップレベルの舞台には必要であり、彼らが日々それを実践している現実を知った寺家さんは、自身の取り組み方に大きな刺激を受けました。

また、ネタのわずかな時間短縮のために10時間考え抜くこともあるといいます。

その結果としてネタがスリム化されればその時間は価値あるものとなりますが、成果が得られない場合も少なくありません。

それでも、こうした試行錯誤を全員が当たり前のように行っていることに、ネタ作りの厳しさと奥深さを痛感したそうです。

最終的に寺家さんがたどり着いた結論は、「いかにエースの魅力を最大限引き出すか」というテーマでした。

エースの個性こそがネタの核であり、それを引き立てるために全力を注ぐことが、自分たちの目指すべき形だと考えるようになったのです。

2023年のM-1準決勝での経験を通じて、寺家さんはネタ作りに対する意識をさらに高め、芸人としての成長を目指して歩みを進めています。

「バッテリィズ」の芸風・特徴


出典:X M-1グランプリ

予測不能なおバカキャラが魅力!バッテリィズの漫才スタイル

大阪の「よしもと漫才劇場(通称:マンゲキ)」を拠点に活動する「バッテリィズ」は、エースの独特なおバカキャラを活かした漫才コントが大きな特徴です。

バッテリィズのネタは、あまり深く考えずに笑える内容が多く、老若男女問わず楽しめるものばかり。

明るくて真っ直ぐなエースの突飛な発言に対し、相方・寺家が困惑しながらツッコむやり取りが笑いを誘います。

そのやり取りは「人の言うことがあまりにもアホ過ぎると、逆に正論に聞こえる」という絶妙な構造で、一瞬で観客の心を掴む力があります。

さらに、毎回新鮮に見えるエースの反応も見どころのひとつ。

「まるで記憶がリセットされたかのように新鮮なリアクションを見せる」と評されるエースのキャラクターが、ネタ全体にさらなる面白さを加えています。

予測不能な展開とエースの天真爛漫さが織りなす独特の世界観は、一度見るとクセになる面白さです。

バッテリィズは、笑いの本質をシンプルに楽しませてくれるコンビです。

「バッテリィズ」おすすめ動画

エースのピュアなボケ、寺家の冷静なツッコミが癖になる「バツテリィズ」のおすすめ動画を紹介します。

  • 2024M-1グランプリ3回戦
  • 第9回関西演芸しゃべくり話芸大賞
  • よしもと漫才劇場9周年記念『プレミアムネタフェスティバル』で披露されたネタ
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まとめ「バッテリィズ」とは?

  • コンビ名の由来:草野球チームでバッテリィを組んでいたから
  • 結成のきっかけ:草野球チームのピッチャーとキャッチャーとしての絆を漫才に活かす。
  • 芸風:破天荒なボケと冷静なツッコミの絶妙な掛け合いが特徴。
  • 注目ポイント:M-1グランプリ2024ファイナリストに選出され、勢いが止まらない若手芸人。
  • 魅力:個性豊かなキャラクターとテンポの良い漫才が、多くのファンを引きつけている。
  • 今後の期待:さらなる活躍でお笑い界を盛り上げる存在に。

バッテリィズのような漫才が日本を元気にするのかもしれません。

あなたもそバッテリィズの生み出す笑いのパワーを体感してみませんか?

2024年M-1グランプリ詳細

【ジョックロック】年の差10歳、芸歴差7年の異色コンビの魅力とは?


※本ページはプロモーションを含みます。

出典:吉本興業株式会社


結成わずか3年でM-1グランプリ決勝進出を果たした、注目のお笑いコンビ「ジョックロック」。

年齢差10歳、芸歴差7年という異例のコンビながら、劇画調のコント漫才という独特のスタイルで観客を魅了しています。

この記事では、「ジョックロック」のプロフィールや略歴、コンビ結成の経緯、ネタ作りの秘密、さらには未来に向けたビジョンについて詳しくご紹介します!

笑いの新風を巻き起こす2人の魅力をぜひご覧ください。




目次

「ジョックロック」とは?


出典:X M-1グランプリ

  • コンビ名:ジョックロック
  • 所属:吉本興業
  • 結成年:2022年
  • ボケ担当:ゆうじろー(写真右側)
  • ツッコミ担当:福本ユウショウ(写真左側)

コンビ結成3年目にして、M-1グランプリ決勝戦進出!
独特のスタイルで繰り広げられるコント漫才で注目を集めている年の差10歳、芸歴差7年の類を見ないコンビ。

「ジョックロック」の略歴

ジョックロックは、NSC大阪校出身の福本ユウショウ(35期生・2012年)とゆうじろー(42期生・2019年)による、年の差10歳、芸歴差7年のお笑いコンビです。

福本ユウショウは学生時代、深夜ラジオ番組の常連投稿者として知られる“ハガキ職人”で、ネタ作りに定評があります。

ピン芸人時代や別のコンビ活動を経て、2022年にゆうじろーとジョックロックを結成しました。

翌年の2023年には、NHK新人お笑い大賞で準優勝を果たし、翌2024年7月には今宮戎神社こどもえびすマンザイ新人コンクールで最高賞の「福笑い大賞」を受賞。

コンビ結成からわずか3年目にしてM-1グランプリ2024の決勝進出を決めるなど、快進撃を続けています。

劇画調のコント漫才という独自のスタイルで注目を集める、結成3年目の若手漫才師です。

「ジョックロック」それぞれのプロフィール


出典:X ジョックロック 福本ユウショウ

ここからは、「ジョックロック」それぞれのプロフィールと芸人を目指したきっかけについてお伝えします。

  • 「福本ユウショウ」プロフィール
  • 「ゆうじろー」プロフィール
「福本ユウショウ」プロフィール


出典:X ジョックロック 福本ユウショウ

  • 性別:男性
  • 生年月日:1987年07月15日
  • 身長:183cm
  • 血液型:O型
  • 出身地:大阪府
  • 趣味:eスポーツ鑑賞
  • 特技:円盤投げ
  • 入門:NSC大阪35期

深夜ラジオから始まったお笑い芸人への道

お笑い芸人を目指すきっかけは、中学生時代に聴いていた深夜ラジオにありました。

当時、「受験勉強といえば深夜ラジオを聴くもの」というイメージがあり、家にあったオーディオコンポを使って聴き始めたのがきっかけです。

中学3年生の頃、陣内智則さんとケンドーコバヤシさんが出演するラジオ番組に夢中になり、それを皮切りに深夜ラジオへの興味がどんどん深まっていきました。

さらに、高校生になるとリスナーとして番組に投稿を始め、常連投稿者として名前を知られるようになりました。いわゆるハガキ職人です。

自分が考えたネタが採用され、ラジオを通じて笑いを届ける体験は特別な喜びだったそうです。

この経験が「人を笑わせる仕事をしたい」という強い思いにつながり、お笑い芸人を目指す原動力となったのです。

「ゆうじろー」プロフィール


出典:X ジョックロック 福本ユウショウ

  • 性別:男性
  • 生年月日:1998年01月26日
  • 身長:171cm
  • 血液型:A型
  • 出身地:大分県
  • 趣味:サッカー、サッカー観戦、少年ジャンプ、温泉
  • 特技:サッカー、SNSのコンテンツ作り
  • 入門:NSC大阪42期

挫折から見つけた新たな夢

子どもの頃からサッカーに打ち込み、プロのサッカー選手になることを夢見ていたゆうじろーは、地元のJリーグチームである大分トリニータの育成チームに所属し、日々努力を重ねていました。

しかし、中学2年生の時に悪性リンパ腫を発症。治療のため、2年間サッカーを離れることを余儀なくされたのです。

病気を克服し復帰を目指しましたが、治療の影響が大きく、サッカーの道を断念…

その後、大学進学を機に将来について改めて考えるようになりました。

様々な人々と話し、自分の夢や目標について深く見つめ直す中で、自分がサッカー選手を目指していた理由は「目立ちたい」という思いに根ざしていたことに気づいたのです。

この気づきをきっかけに、新たな道を選択。

それが「お笑い芸人」でした。
目立つ場を舞台に変え、自分らしく輝ける道を歩むことを決意したのです。


「ジョックロック」コンビ結成のきっかけ


出典:X ジョックロック 福本ユウショウ

ジョックロックが歩み始めたコンビ結成の物語

わずか結成2年足らずでM-1グランプリのファイナリストに駆け上がった「ジョックロック」。

そのスタートには、福本の独特な発想と行動力がありました。

彼はまず自身の漫才スタイルを構築し、それに合う相方を探すことから始めました。

福本は※ユニット活動を重ねる中、吉本興業のホームページなどを参考に、芸歴やプロフィールを調べて「面白そう」と感じた相手に次々と連絡を取っていました。

ダイレクトメッセージを送り、直接会ってみることもありましたが、そこから継続的な関係に発展することはほとんどありませんでした。

その経験を経て、最初に漫才のかたちを明確にし、そのスタイルに合う相方を探す方が効率的だと考えたのです。

その過程で紹介されたのが、現相方のゆうじろーでした。

ゆうじろーとの出会いは、福本の同期であるナナの大二(だいじ)の紹介によるものでした。

実際にネタを合わせてみると、不思議と息が合い、舞台での手応えも良好でした。

相方候補としてゆうじろーが最初の1人目であり、そのままコンビ結成に至ったのです。

一方、誘われたゆうじろーは、10歳の年齢差や芸歴の違いに特にこだわりはなかったそうです。

むしろ、福本のネタの面白さに引かれ、挑戦したいという思いが勝っていたといいます。

しかし、当初はネタに求められる高い演技力に対する不安も抱えていました。

ところが実際に舞台に立つと、予想以上にスムーズに演じることができ、観客からの良い反応を得ることができました。

この成功体験が2人の手応えとなり、「ジョックロック」が本格的に動き始めるきっかけとなったのです。

※ここでいう「ユニット活動」とは、正式なコンビとして組む前に、漫才やコントなどのネタを一時的に他の芸人と組んで披露する活動のこと

「ジョックロック」コンビ名の由来

ただ語呂が良かったから

「ジョックロック」と聞いてピンッときたあなたは、高校野球ファンでは?

そうです。「ジョックロック」といえば、智弁和歌山高校のおうえん曲です。

智弁和歌山応援歌「ジョックロック」

2人は智弁和歌山に関係があるのかと思いましたが、出身地は大阪と大分なので関係なし。

では、高校野球が好きなんだと思いましたが、2人とも元サッカー部で野球に興味なしとのこと。

というわけで、智弁和歌山の応援歌「ジョックロック」とコンビ名に関連性はありませんでした。

ただ、語呂が良かったからと軽い気持ちで「ジョックロック」とつけたそうです。

ちなみに、インタビューなどでは、智弁和歌山との関係を必ずと言っていいほど聞かれるらしく、ウンザリしているそうです。


「ジョックロック」のネタ作り担当は?


出典:X ジョックロック 福本ユウショウ

「ジョックロック」のネタ作りでは、ツッコミ担当の福本さんが中心的な役割を担っています。

特に特徴的なのは、ツッコミを1つではなく2つ入れるスタイルです。

手数を増やす狙いもありますが、福本さんは「声を張り大きなツッコミをいれるのに1つだけでは割に合わない」と考えているそうです。

ツッコミの内容については、相方のゆうじろーさんが最終的な判断を下します。

福本さんがLINEで案を送り、使えるかどうかをゆうじろーさんがチェックするという形式です。

「自分のツッコミは考えすぎてしまい、伝わらないことがある」と福本さんも語っており、10歳年下のゆうじろーさんの目線を信頼しています。

また、ゆうじろーさん自身も「今の若い世代に福本さんのツッコミがどう響くかを考えるのが自分の役割」と話しています。

こうした絶妙なやりとりが、「ジョックロック」の個性を際立たせる原動力となっているのですね。

「ジョックロック」の芸風と魅力


出典:X Lmaga.jp|関西のニュースを発信

「ジョックロック」の漫才は、福本が演じる渋い中年男性と、ゆうじろーが演じるコミカルなキャラクターの絡みが軸となっています。

ボケを担当するゆうじろーは、舞台を大きく使い、ひとりコントのようにキャラクターになりきって笑いを誘います。

一方、ツッコミの福本は、センターマイクから動かず独特の体勢でツッコミを入れるのが定番。

特に、観客席に向かって大きな声でツッコミを入れるスタイルは、観客に強い印象を与えています。

福本の役どころは渋く落ち着いた中年男性で固定されていますが、ゆうじろーは子供や女性など、多彩なキャラクターをネタごとに演じ分けるのが特徴です。

福本が演じる中年男性キャラのイメージの元になっているのは俳優の役所広司さん。

福本は「渋い男性のお手本」として、役所広司さんの出演作を数多く見てキャラクター作りを研究したそうです。

また、ゆうじろーが演じるキャラクターの中でも、特に女性役は観客からの評価が高く、笑いを誘う鉄板ネタの一つとなっています。

このように、「ジョックロック」はキャラクター性を生かした漫才で、個性を存分に発揮し、観客を魅了し続けています。




「ジョックロック」の現在と目指す未来


出典:X Lmaga.jp|関西のニュースを発信

2024年現在、「ジョックロック」の福本とゆうじろーは、それぞれアルバイトをしながら芸人として活動しています。

福本はホテルでのアルバイトを続けており、結婚式などで使われる宴会場の掃除を担当。
約2~3年間、この仕事に励んでいるという。

一方、ゆうじろーは温泉施設で裏方業務のリネン作業を担当しています。


2人の目標は、芸人としての仕事のみで生活できるようになること。

半年から1年以内にはアルバイトを卒業することを目指しています。
そのためにも、賞レースでの成果を重視しています。

「ジョックロック」の大きな目標は、M-1グランプリで結果を出すこと。

福本は芸歴10年以上のため、多くの賞レースには出場資格がありませんが、芸歴15年まで参加可能なM-1に全力を注いでいます。

また、2人の夢はそれぞれ異なりながらも大きなビジョンを描いているようです。

ゆうじろーは、芸人になる前から憧れていた千鳥のように、テレビで幅広く活躍することを目指しています。

一方、福本はドラマや映画への出演を夢見ており、俳優としての活動にも意欲を見せています。

現在の努力が未来への大きな一歩となるよう、「ジョックロック」は目標に向けて着実に歩みを進めているのですね。

「ジョックロック」おすすめ動画

ここからは「ジョックロック」のおすすめネタ動画を紹介します。
福本ユウショウの独特なツッコミ、ゆうじろーの演技力にご注目ください。

  • 2024M-1グランプリ3回戦
  • よしもと漫才劇場9周年記念『プレミアムネタフェスティバル』で披露されたネタ
  • 漫才「不倫ドラマ」
2024M-1グランプリ3回戦


よしもと漫才劇場9周年記念『プレミアムネタフェスティバル』で披露されたネタ


漫才「不倫ドラマ」

まだまだ進化する「ジョックロック」今後も目が離せません!




まとめ「ジョックロック」とは?


出典:X よしもと漫才劇場

  • 芸風・特徴: 渋い中年男性役(福本)と多彩なキャラクター(ゆうじろー)の掛け合いが持ち味。観客席を向いてツッコむ独自のスタイルに注目。
  • コンビ結成の経緯: 福本がまず自分の漫才スタイルを確立し、そのスタイルに合う相方を探す。そこへゆうじろーが現れコンビが誕生。年齢差を感じさせない息の合った掛け合いが魅力。
  • コンビ名の由来: 語呂の良さから「ジョックロック」に決定。智弁和歌山高校の応援歌とは関係なし。
  • ネタ作りの工夫: 福本がネタを担当し、ゆうじろーが若い視点で調整。お互いの得意分野を活かしたバランスが成功の鍵。
  • 現在と未来: バイトと芸人活動を両立しつつ、M-1優勝やテレビ出演を目指し奮闘中。俳優業にも挑戦したいと考えている。


「ジョックロック」の挑戦と成長の物語。
これからの活躍に注目ですね!

2024年M-1グランプリ決勝戦詳細

【令和ロマン】の全てがわかる!芸名・改名の理由から由来まで


※本ページはプロモーションを含みます。

史上初M-1グランプリ2連覇達成!2023・2024M-1グランプリ王者「令和ロマン」徹底解剖


出典:吉本興業株式会社

お笑い界に新しい風を吹き込むコンビ「令和ロマン」。
2019年に現コンビ名に改名し、令和時代を代表する漫才師として注目を集めています。

結成からわずか数年で「M-1グランプリ」優勝や「ABCお笑いグランプリ」制覇を果たし、その勢いはとどまるところを知りません。

独特な世界観と軽妙なやり取りで観客を魅了する彼らの魅力に迫ります!




目次

「令和ロマン」とは?


出典:official 令和ロマン【公式】

結成年:2018年
所属:吉本興業
ボケ担当:高比良くるま
ツッコミ担当:松井ケムリ

  • 「令和ロマン」それぞれのプロフィール
  • 「令和ロマン」の略歴
「令和ロマン」それぞれのプロフィール


出典:X 令和ロマン くるま

髙比良くるま(たかひらくるま) ※ボケ担当

性別:男性
生年月日:1994年09月03日
身長:173cm
血液型:O型
出身地:東京都 練馬区
趣味:ビールとベーコン/ベイスターズ応援/ファッション/分析
特技:ラインアウト(ラグビー)/Em(ギター)/言語化
出身:東京NSC23期

お笑いコンビ「令和ロマン」のボケ担当であり、独特の視点と語彙力で注目を集めるお笑い芸人。

1994年生まれ、東京都出身。漫才師としての活動に加え、文筆家としても才能を発揮。

2023年出版「漫才過剰考察」は、漫才という芸能文化に対する独自の視点や深い考察が語られています。

漫才を単なる笑いの形式としてではなく、時代背景や社会との関係性を踏まえて多角的に分析しており、多くの漫才ファンや芸人志望者から高く評価されています。

また、トークライブやラジオ番組でもその知的でユーモラスな発言が人気を博し、若手芸人の中でも特に注目される存在の一人です。



出典:X 令和ロマン くるま

松井ケムリ(まついけむり) ※ツッコミ担当

性別:男性
生年月日:1993年05月29日
身長:173cm
血液型:A型
出身地:神奈川県 横浜市
趣味:卓球/ベース/動物雑学/動物園巡り
特技:バックハンド(卓球)/スラップ(ベース)/巨大化
出身:東京NSC23期

松井ケムリさんはお笑いコンビ「令和ロマン」のツッコミ担当。

父親が大和証券の副社長を務めており、裕福な家庭で育ったことから「お金持ち芸人」としても注目されています。

趣味がないと語りつつ、アプリゲーム「にゃんこ大戦争」に課金している点も話題になっています。

「令和ロマン」の略歴


出典:X 令和ロマン くるま

慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」で出会った先輩後輩がコンビを結成。

2018年、「NSC大ライブTOKYO」で優勝し、NSC東京校23期の首席に輝く(当時のコンビ名は「魔人無骨」)。

同年12月にはデビュー1年目ながらヨシモト∞ホールの最上位ランク「ファーストクラスメンバー」に昇格。

2019年5月1日、新元号「令和」の施行と同時に現在のコンビ名「令和ロマン」へ改名。

その後、「M-1グランプリ」で2018年と2022年に準決勝進出を果たし、2023年には初の決勝進出で見事優勝を飾る

この勢いのまま、2024年7月には「第45回ABCお笑いグランプリ」でも王者に輝く。

同年12月末の2024年M-1グランプリで史上初の2連覇達成!

さらに、髙比良くるまは2024年8月、グローバルビジネス誌「Forbes JAPAN」の「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出されるなど、お笑い界のみならず多方面で注目を集めている。

「令和ロマン」コンビ結成のきっかけ


出典:X 令和ロマン 松井ケムリ

令和ロマンは2015年にコンビを結成し、2024年時点でプロとしての芸歴はまだ6年と若手ながら、日本漫才界の頂点に立ちました。

コンビ結成に至るまでには、2つの興味深いエピソードが語られています。

  1. くるまさんが相方を選んだ
  2. ケムリさんが声をかけた
説1: くるまさんが相方を選んだ

ボケ担当の髙比良くるまさんは、大学時代からプロのお笑い芸人を目指し、お笑いサークルに所属。

同時期に最大で9つものコンビを掛け持ちしていました。

しかし、就職活動が始まると、多くの相方が漫才から離れていくことに。

そんな中、「相方が愛されキャラなら芸人として可愛がられるのでは?」と考え、太った人を新たな相方として探し始めます。

そして、同じサークルに所属していたケムリさんが、サークル内で最も太っていたことから声をかけ、コンビを結成しました。

説2: ケムリさんが声をかけた

もう1つの説は、当時次々と相方に去られていたくるまさんを見かねたケムリさんが、「それなら自分が組もう」と提案した、というものです。


どちらの説が正しいのか、あるいは両方が重なっているのかは明確ではありません。

ただ、どちらにせよ2人の間に「一緒にやってみたい」という気持ちがあったことは間違いないでしょう。


こうして誕生した令和ロマンは、プロとしてのキャリアがわずか6年ながら、8年目で日本漫才界のトップに立つ存在へと成長しました。

その漫才はテンポよく、ボケを1つも逃さず観客を笑わせる内容で、くるまさんが作り出す独特の世界観が見事にハマっています。

これからもさらに進化していく令和ロマンの漫才が楽しみですね。




令和ロマンのコンビ名の由来と改名理由


出典:X 令和ロマン くるま

東京NSC23期を首席で卒業した髙比良くるまさんと松井ケムリさんは、当初「魔人無骨」というコンビ名で活動していました。

しかし、後に「令和ロマン」へと改名。

その背景には、旧コンビ名への反応やタイミングが関係していたようです。

ここでは、旧コンビ名・新コンビ名の由来と改名の理由について詳しく解説します。

  • 旧コンビ名「魔人無骨」の由来
  • 現コンビ名「令和ロマン」の由来
旧コンビ名「魔人無骨」の由来

「魔人無骨」の由来、そして改名の理由をくるまさんがXに投稿されていました。

出典:X 令和ロマン くるま

出典:X 令和ロマン くるま

出典:X 令和ロマン くるま

出典:X 令和ロマン くるま

ということで、「魔人無骨」の由来は、織田信長の持っていた刀からヒントを得ていたのですね。

「人間」の部分を“1つ上”の存在である「魔人」に変える

この発想は確かにユニークで、歴史的な人物の持つ刀の名前をそのまま使うよりも検索で目立ちやすくなっています。

現コンビ名「令和ロマン」の由来

改名についての文章に「アドバイスをくれたある先輩」とあります。

その先輩というのは、平成ノブシコブシの徳井健太さんとのこと。

徳井さんから「元号を取り入れてみたらどうか」というアドバイスをもらいます。

ちょうどその時期に平成から令和への改元が重なり、このタイミングを逃す手はないと改名を決意。

「令和」という新しい時代感と、「ロマン」という言葉が持つ明るさや夢を掛け合わせたコンビ名が誕生しました。

ちなみに、同様の改名方法をとった先輩コンビとは、「プリマ旦那」です。

同じく新元号を取り入れた「令和喜多みな実」に改名していたため、事前に許可を得て「令和ロマン」と名乗るようになったそうです。

改名がもたらした変化

改名後、「怖い」という印象は薄れ、コンビの持つ明るく爽やかなイメージが観客に伝わりやすくなりました。

新しい名前のもとで活躍する令和ロマンは、漫才界でますます存在感を発揮しています。

「高比良くるま」「松井ケムリ」それぞれの芸名の由来

髙比良くるまさんと松井ケムリさん、それぞれの芸名には個性的なエピソードが詰まっています。

どちらも独特な理由で付けられた名前ですが、その背景を掘り下げてみましょう。

「髙比良くるま」の由来


出典:X official 令和ロマン【公式】

本名は髙比良直樹(たかひらなおき)。

「くるま」という芸名の由来は意外なもので、『自動車の運転免許を持っていないことを忘れないようにするため』という、まるでメモのような理由から命名されました。

芸名にそんな実用的な意味を込めるとは、ユニークすぎますよね。

ちなみに、2023年3月に運転免許を取得していますが、それ以降も「髙比良くるま」の名前はそのまま使用し続けています。

松井ケムリの由来


出典:X 令和ロマン 松井けむり

本名は松井浩一(まついこういち)。

「ケムリ」という芸名の由来は、ご本人が「タバコを死ぬほど吸うから」と語る通り、ヘビースモーカーであったことに由来します。

ただし、2020年4月頃から4ヶ月間禁煙していた時期があり、その際に「お香を焚く」という意味を込めて「ケムリ」という名前を使い続けたそうです。

独自のセンスが光る命名理由

どちらの名前も、芸人らしい独特な発想とセンスが詰まっています。

それぞれの個性が反映された芸名は、令和ロマンの魅力をさらに際立たせていると言えるでしょう。

「令和ロマン」のネタ作りのスタイル


出典:X 令和ロマン くるま

令和ロマンのネタは、髙比良くるまさんがまず下地となるアイデアを考え、それを基に2人で話し合いながら仕上げていくという方法が主流です。

題材として選ばれるのは、日常生活の中で目にするありふれた物事や、その日の記念日など、身近なテーマが中心です。

彼らのネタには、背景を知らないと理解しづらいものも多く含まれている印象があります。

しかし髙比良さんは、アイデアを考える際に「自分が面白いと感じたものなら、何でもネタにする」という自由な発想を大切にしているそうです。

髙比良くるまさんのネタ作りに対する考え方

背景を知らないと理解しずらいネタについて
髙比良さん自身、次のように語っています。

  • 「知ってる人だけついて来て」という気持ちはない
  • 「自分はこれしか知らないので、これでお笑いやってもいいですか?」という姿勢
  • 「知らない人には申し訳ない」と思いつつ漫才をしている


自分の知識や興味の範囲をそのままネタに落とし込むスタイルは、一見独りよがりにも思えますが、髙比良さんの正直な姿勢が、独特な世界観を生み出しているのでしょう。

観客へのアプローチ

「知らない人にはごめんなさい」という気持ちを抱きながらも、自分たちの面白さを信じてネタを披露する。

そのスタンスが令和ロマンの漫才の個性となり、見る人を引き込む要因になっています。

令和ロマンのネタには、髙比良さんの自然体でユーモラスな人柄が存分に反映されています。

「令和ロマン」の芸風・特徴


出典:X 令和ロマン くるま

令和ロマンの芸風は漫才が中心で、コント漫才やしゃべくり漫才など幅広いスタイルを展開しています。

その中でも特に特徴的なのが、髙比良くるまさんの日常の「あるある」な出来事やストーリー性を活かした一人コントに、松井ケムリさんが冷静かつ的確なツッコミを入れる形式です。

また、くるまさんが提示したテーマに基づき、何役も演じて独自の世界観を作り上げ、その世界にケムリさんが巻き込まれながらツッコミを入れる構成も彼らの代表的なスタイルです。

独特なスタイルと会話の魅力

彼らの漫才は、個々のキャラクター性だけに頼ることなく、会話の内容やそのテンポ・流れで観客を引き込むのが大きな特徴です。

日常生活の些細な観察をネタに取り入れることで、観客が共感できるポイントを巧みに盛り込み、その自然な会話の中で笑いを生み出します。

このスタイルが観客を彼らの独自の世界観に引き込む大きな要因となっています。

多様性とユニークなネタ構築

彼らのネタは、日常に根ざしたテーマから、一風変わった設定まで多岐にわたります。

この多様性により、観客を飽きさせない新鮮さが保たれています。

さらに、細かな観察力や人間性への深い理解を反映したネタが多く、笑いを提供するだけでなく、観客に思わず考えさせるような一面も。

令和ロマンの漫才は、鋭い洞察力と多彩な表現力で、観客に笑い以上のものを届ける独自の魅力を持っています。

そのため、彼らの漫才を楽しみにしているファンが多いのも納得ですね。




「令和ロマン」おすすめ動画

YouTubeにアップされているネタ動画の中から、個人的におすすめの動画をいくつかピックアップしました。

これらの動画を入り口に、あなた好みのネタ動画を見つけてください。

2024M-1グランプリ3回戦


神保町よしもと漫才劇場『ネタフェスティバル2024』で披露されたネタ


神保町よしもと漫才劇場『ネタフェスティバル2022』で披露されたネタ


漫才「ちびまる子ちゃん」


漫才「名探偵コナン」



他にもたくさんのネタ動画が「令和ロマン」公式チャンネルにて公開されています↓

まとめ


出典:X 令和ロマン くるま

令和ロマンの魅力

  • テレビや舞台で活躍する実力派漫才コンビ。
  • シュールなボケとテンポの良いツッコミで観客を笑わせる独特のスタイルが特徴。

二人の経歴と成長

  • 大学で出会い結成し、2014年から活動開始。
  • 改名や賞レースでの挑戦を経て、確かな実力と経験を積み重ねてきた。

多方面での活躍

  • ネタ番組、ラジオ、配信イベントなど幅広いフィールドで才能を発揮中。
  • そのトーク力と個性で幅広い層の支持を得ている。

令和ロマンの未来

  • 次世代のお笑いを担う存在として、さらなる飛躍に期待が集まる。
  • 漫才だけでなく多彩な挑戦により、これからもファンを楽しませること間違いなし。


令和時代のお笑いシーンを盛り上げる令和ロマンから、これからも目が離せません!

2024年M-1グランプリ決勝戦進出コンビ詳細

【エバース】2024年M1ファイナリスト同棲コンビの魅力に迫る!


※本ページはプロモーションを含みます。

今後の活躍に注目!2024年M-1ファイナリスト「エバース」がわかる!


出典:吉本興業株式会社

いまお笑い界で「次に来る」と注目されているのが、漫才コンビ「エバース」

『M-1グランプリ2023』の敗者復活戦で圧倒的な存在感を放ち、一気にファンを増やしました。

今年2月には単独ライブを開催し、配信チケットだけで3000枚以上を売り上げるという快挙を達成。

さらに3月には、彼らが所属する神保町よしもと漫才劇場のネタバトル「Jimbochoグランプリ」で、M-1王者・令和ロマンを下して見事優勝。

まさに勢いに乗るエバースの魅力を、徹底解剖していきます!




目次

「エバース」とは?


出典:Xエバース info

コンビ名:エバース
結成年:2016年
所属:吉本興業
ボケ担当: 佐々木隆史(ささきたかふみ)写真左
ツッコミ担当: 町田和樹(まちだかずき)写真右

ここからは、「エバース」の

  • それぞれのプロフィール
  • 略歴
  • コンビ結成のきっかけ
  • コンビ名の由来
  • ネタ作り担当は?

についてお伝えします。

「エバース」それぞれのプロフィール


出典:X エバース 佐々木隆史

佐々木隆史(ささきたかふみ)】※ボケ担当

  • 生年月日:1992年11月06日
  • 身長:166cm
  • 血液型:A型
  • 出身地:宮城県 登米市豊里町
  • 趣味:野球/バイク/三国志系のゲーム
  • 特技:セーフティーバント
  • 出身:東京NSC21期

1992年生まれ、宮城県出身。
学生時代は野球一筋で青春を過ごしたスポーツ少年です。

実は涙もろい一面があり、ラジオ番組でリスナーからのメールに感極まって号泣したエピソードが話題に。

その出来事をきっかけに、ファンからは親しみを込めて「泣き虫」とからかわれることも。


出典:X エバース info

町田和樹(まちだかずき)】※ツッコミ担当
生年月日:1992年04月24日
身長:182cm
血液型:B型
出身地:神奈川県 大和市
趣味:酒
特技:早食い
出身:東京NSC21期

1992年生まれ、神奈川県出身。
佐々木さんと同様に学生時代は野球に打ち込んでいたという共通点があります。

一見すると強面なルックスですが、そのギャップから生まれるキュートなキャラクターがファンを虜に。

彼の愛らしい一面が、エバースの魅力をさらに引き立てています。

「エバース」の略歴


出典:X エバース info

佐々木隆史(宮城県出身)と町田和樹(神奈川県出身)は、NSC東京校21期生として出会い、2016年4月にコンビを結成。

同年デビュー後、東京・神保町よしもと漫才劇場を拠点に活動をスタートしました。

デビュー当初からM-1グランプリへの挑戦を続け、2019年には初の3回戦進出を達成。

その後も着実に成長を重ね、2022年に準々決勝、2023年には準決勝へ進出し話題を呼びました。
そして2024年、ついに念願のM-1グランプリ決勝進出を果たします。

M-1以外でも数々の大会で成果を上げており、NHK新人お笑い大賞での優勝や、「ツギクル芸人グランプリ」「ABCお笑いグランプリ」の決勝進出など、実力派コンビとして名を広めています。

また、2024年4月からはPodcast番組「エバースの野茂ラヂ雄」がスタート。
漫才のみならず、トークや企画でもファンを魅了し続けています。

「エバース」コンビ結成の経緯


出典:X エバース info

エバースの佐々木さんと町田さんは、NSC在籍時にはそれぞれ別のコンビを組んでいました。

ある日、同期同士で集まる「相方探しの会」のような食事会が開かれ、そこでお互いが顔を合わせることになります。

その際、町田さんは別のメンバーと、佐々木さんも別の相方とコンビを組むことに。

しかし、佐々木さんの当時の相方がすぐに辞めることになりました。

その時、辞める相方から「俺の同期で相方を探している奴がいる」と町田さんを紹介されます。

それをきっかけに現在のコンビ「エバース」が誕生しました。

コンビ結成以来、二人は息の合った漫才で多くの笑いを届け続けています。

「エバース」コンビ名の由来

「エバース」というコンビ名は、野球のプレー用語から名付けられました。

この言葉は、バントの構えからバットを引いて投球を見送る動作を指します。

佐々木さんが高校時代に野球部の主将を務め、町田さんも中学時代に野球をしていたという共通点があり、二人の経験を象徴する言葉として選ばれました。

野球経験者ならではの絆が、コンビ名に表れているのですね。

「エバース」のネタ作り担当は?


出典:X エバース 佐々木隆史

正統派スタイルながら、独特な切り口を持った漫才で注目を集める「エバース」。

そんな「エバース」のネタ作りは、ボケの佐々木さんが担当しています。

佐々木さんが考えた内容をもとに、町田さんがツッコミ部分を自分の言いやすいようにアレンジすることもありますが、基本的には一言一句、佐々木さんが最終的に決定しています。

特に賞レースで披露するネタについては、細部まで練り込むスタイル。

現在作っている新ネタも、今すぐ披露するためではなく、将来の賞レースに向けたストックとして温めているとのこと。

一方で、過去のネタを改良して賞レースに挑むこともあり、柔軟なネタ運びが二人の強みとなっています。

「エバース」の芸風・特徴


出典:X エバース 佐々木隆史

エバースは主にしゃべくり漫才を披露するスタイルで、佐々木さんのシュールなボケを町田さんが的確に拾いながらツッコミを入れていくという掛け合いが特徴です。

一見オーソドックスに見える漫才ですが、どこか異質で独特な世界観がネタの中に広がります。

また、二人が野球経験者ということもあり、ネタの中で野球用語が登場することも少なくありません。


ネタ作りに関しては、月に5〜6本もの新作を生み出し、その中から手応えのあったものをさらに磨き上げるという量産型のアプローチを採用。

完成度の高いネタを次々に生み出しています。

一方で、コントについては「照れてニヤけてしまう」という理由から苦手意識があるようです。

そんな二人のスタイルについて、ニューヨークは「男臭くて無骨なコンビ」と評しています。

直球勝負の漫才にこだわる彼らならではの魅力が、多くのファンを引きつけているのでしょう。

まるで同棲カップル⁉︎エバースが一緒に住む理由とは?


出典:X エバース 佐々木隆史

エバースの佐々木さんと町田さんは、現在も同じ家で暮らしています。

その共同生活が始まったのは、芸歴5~6年目の頃。
世の中がコロナ禍となり、活動が制限される中で自然とそうなったのだとか。

当時、町田さんは神奈川県の実家に住んでいましたが、佐々木さんの家に泊まってネタ合わせをしたり、そこからライブに行く機会が増えていきました。

その流れで「それならいっそ一緒に住もう」と話がまとまり、家賃を折半して共同生活をスタートすることに。

まるでカップルの同棲のような経緯ですが、今では3~4年の同居生活を続けています。

ちなみに住んでいるのは「マンションでもアパートでもないビル」とのこと。部屋は2つあり、広めのキッチンがある部屋もあるそうです。

一緒に住むことでコンビに変化は?

意外にも、一緒に住むことで大きな変化はなかったそうです。

ネタ合わせが楽になったというメリットはありますが、劇場への行き帰りのタイミングもバラバラで、食事も別々に済ませることが多いのだとか。

「生活を共にしている」と聞くと、四六時中一緒に過ごしているようなイメージがありますが、実際はお互いが適度な距離感を保ちながら過ごしているようです。

その自由さが、エバースらしいリズムを生み出しているのかもしれません。




YouTubeで観れる「エバース」おすすめ動画

多数の漫才動画をアップしている「エバース」
その中でも、私個人的におすすめの動画を5つピックアップしました。

  • M-1グランプリ3回戦
  • 漫才「タバコ」
  • 漫才「キャバクラ講座」
  • 漫才「タンデム自転車」
  • 漫才「ドッペルゲンガー」
M-1グランプリ3回戦


漫才「タバコ」


漫才「キャバクラ講座」


漫才「タンデム自転車」


漫才「ドッペルゲンガー」

上記以外にも「エバース」の面白いネタ動画がたくさんあります。
あなたのお気に入りをぜひ見つけてください。


まとめ


出典:X エバース 佐々木隆史

エバースとは?

  • 東京NSC21期生出身の漫才コンビ。
  • ボケ担当:佐々木隆史(宮城県出身)、ツッコミ担当:町田和樹(神奈川県出身)。
  • 2016年4月結成。2024年M-1グランプリ決勝進出を果たす。

略歴

  • 学生時代は二人とも野球に打ち込んだ経験がある。
  • 賞レースで実績を積み、M-1準決勝・決勝進出やNHK新人お笑い大賞での優勝など、活躍の幅を広げている。
  • Podcast番組「エバースの野茂ラヂ雄」も開始し、多彩な魅力を発信中。

芸風と特徴

  • 主にしゃべくり漫才を披露。独特な世界観や野球経験を活かしたネタが持ち味。
  • 月に5〜6本の新ネタを制作する量産型アプローチで、完成度の高いネタを量産。

同居エピソード

  • コロナ禍の影響で自然と共同生活を開始。
  • 適度な距離感を保ちながら、自由なリズムで生活を共有している。


次世代のお笑い界を担う実力派コンビ「エバース」。

彼らの独自の世界観や魅力は、きっとあなたもハマるはず!
ライブや動画で彼らの漫才をぜひチェックしてみてください!

2024年M-1グランプリ決勝戦進出コンビ詳細

【ヤーレンズ】の芸風や経歴!標準語を選んだ理由と魅力を徹底解説


※本ページはプロモーションを含みます。

ヤーレンズのすべてがここに


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

2023年『M-1グランプリ』準優勝という快挙で、一気にその名を全国区にした漫才コンビ・ヤーレンズ。

テレビ出演が増える中でも、「漫才に支障が出る仕事はしない」という強い信念を持ち、漫才へのひたむきな姿勢を貫いています。

「どんなに良いギャラをいただいても、その時間を漫才上達のために使いたい」と語るツッコミ担当の出井隼之介さんの言葉には、野心と覚悟がにじみ出ています。

広がり続けるファン層とともに、彼らが描く未来とは――。

この記事では、ヤーレンズの魅力、軌跡を余すことなくご紹介します。




目次

「ヤーレンズ」とは?


出典:ヤーレンズ告知用アカウントX

  • コンビ名:ヤーレンズ
  • 所属:ケイダッシュステージ
  • 結成年:2011年
  • ボケ担当:楢原真樹 (ナラハラマサキ)
  • ツッコミ担当:出井隼之介 (デイジュンノスケ)

ここからは、「ヤーレンズ」の

  • それぞれのプロフィール
  • 略歴
  • 2人がお笑いの世界に入った理由
  • コンビ結成のきっかけ
  • コンビ名の由来
  • ネタ作り担当は?

についてお伝えします。

「ヤーレンズ」それぞれのプロフィール


出典:ヤーレンズのオールナイトニッポン0公式X

楢原真樹 (ナラハラマサキ)】※ボケ担当(写真左)

  • 生年月日:1986年11月17日
  • 出身地:大阪府
  • 趣味:カラオケ/サザンオールスターズ
  • 特技:ウイニングイレブン9

出井隼之介 (デイジュンノスケ)】※ツッコミ担当(写真右)

  • 生年月日:1987年3月2日
  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:格闘技観戦 / コーヒー / サザンオールスターズを聞くこと
  • 特技:おいしいコーヒーを淹れられる
ヤーレンズの華麗なる歩み:結成から現在までの活躍まとめ


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

ヤーレンズは、NSC大阪校28期生の楢原真樹と29期生の出井隼之介によって、2011年9月に結成されたコンビです。

当初は「ヒートアップ」という名前で活動を始め、のちに「パープーズ」に改名。

2012年には「THE MANZAI」で認定漫才師50組に選ばれるなど注目を集めました。

さらに2014年、「ヤーレンズ」として再び改名し、ケイダッシュステージに所属します。

2023年1月には「オールナイトニッポンPODCAST」の土曜パーソナリティを務め、同年12月には「M-1グランプリ」で決勝初進出を果たし、準優勝という快挙を達成しました。

続く2024年2月には、「第6回 たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」で優勝を果たします。

また、2024年3月には自身初のテレビ冠番組「ヤーレンズの上京したけど戻れぬ故郷(ふるさと)」(ABCテレビ)が放送され、翌4月からは「オールナイトニッポン0(ZERO)」の毎月最終土曜パーソナリティを担当する。

そして、2024年 12月M-1グランプリ昨年に引き続き2年連続ファイナル進出など、ますます活躍の場を広げています。

2人がお笑いの世界に入った理由は?


出典:ヤーレンズ告知用アカウントX
楢原:大学受験に失敗した際、両親に笑いの世界を薦められたから
出井:大学生活が楽しくなく、将来は絶対に面白いことをやりたいと思ったから

コンビ結成のきっかけ

楢原と出井は学年こそ同じですが、NSC大阪校では楢原が28期生、出井が29期生と1期違いで、先輩後輩の関係にあります。

二人の出会いは、楢原が定期的に主催していた「サザン好きが集まるカラオケ会」です。

当時、楢原は「すいっちひった〜」、出井は「スクランブルハネムーン」というコンビをそれぞれ解散した直後で、新たな相方を模索している時期でした。

二人は、サザンオールスターズへの共通の熱い想いから意気投合し、コンビ結成に至ったのです。

コンビ名の由来


出典:サザンオールスターズ officialX

ヤーレンズというコンビ名は、二人が好きなサザンオールスターズの楽曲『YARLEN SHUFFLE〜子羊達へのレクイエム〜』に由来しています。

コンビ名を決める際、サザンオールスターズの曲名から取ることは最初から決めており、『いとしのエリー』のような有名な曲名を避ける方針で進めました。

そこで、全ての楽曲タイトルに「ズ」を付けて試した結果、最終的に『ヤーレンズ』がしっくりくるとして選ばれたのです。

ネタ作り担当は?


出典:ヤーレンズ 楢原X

ヤーレンズのネタ作りを担うのは、ボケ担当の楢原真樹(ナラハラマサキ)さんです。

彼は「漫才のうまさ」と「面白さ」を切り分けて考える独自の視点を持っています。

ある雑誌のインタビューでは「僕らはスベったことがない」「漫才に関しては一番うまいコンビ」と語る一方で、その発言の真意を「いくら技術があっても面白くなければ意味がない。でも、うまいこと自体は自信を持っていい」と説明しています。

この考え方からも、楢原さんがただの笑いの追求だけでなく、漫才という形式美への深いこだわりを持っていることが伺えます。

そんな彼が手がけるネタは、巧みな構成や緻密なやり取りが光り、見る人を引き込む完成度の高さが特徴です。

しかし、その「うまさ」にとどまらず、笑いとしての「面白さ」を最大限に追求しているのが楢原さんの真骨頂です。

このバランス感覚こそが、ヤーレンズが多くのファンや業界関係者から支持される理由の一つといえるでしょう。

なぜ標準語?ヤーレンズが選んだ差別化の戦略


出典:ヤーレンズ告知用アカウントX

ここからは、ヤーレンズの芸風について、そして、2人とも関西出身であるにも関わらず標準語で漫才をする理由についてお伝えします。

ヤーレンズの芸風とは?


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

ヤーレンズの漫才は、結成当初、雑談のような自然な流れで進行し、その中に漫才要素を散りばめた「雑談漫才」という独特のスタイルが特徴的でした。

楢原真樹さんの適度に力の抜けたボケに対し、出井隼之介さんが的確なツッコミを入れることで、絶妙なバランスで笑いを生み出していました。

そして、2019年頃からは新たなアプローチとして、楢原さんが個性的なキャラクターを演じながらボケを連発し、出井さんが巻き込まれる形でツッコミを入れる「コント漫才」のスタイルにも挑戦しています。

二人とも喉が弱いという共通点があるため、声を張り上げることなく、脱力感のある自然体な漫才が彼らの魅力の一つ。

観る人に心地よい笑いを提供するスタイルが支持されています。

関西出身なのに標準語で漫才をしている理由は?


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

楢原さんは大阪、出井さんは兵庫育ちですが、関西弁はゼロ。

「ヤーレンズ」が関西出身でありながら標準語で漫才を行う理由は、大阪で「目立つため」という思いからでした。

結成当初、いろいろな挑戦をしても成果が出ず、「他の人がやっていないことをやろう」と考え、標準語での漫才というスタイルを取り入れることに決めたといいます。

コンビ結成後すぐにこのスタイルに切り替えた結果、背水の陣で挑んでいた時期に初めて評価してくれたのが「ミルクボーイ」だったそうです。

この評価が彼らの自信となり、現在のスタイルを確立するきっかけとなりました。

ヤーレンズが吉本を辞めた理由


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

略歴でも紹介しましたが、2人はNSC大阪校、つまり吉本興業に所属していました。

しかし、現在は「ケイダッシュステージ」に所属しています。

なぜ彼らは、吉本興業を去り現在の事務所に所属しているのか、その背景を深掘りします。


漫才コンビ「ヤーレンズ」が吉本興業を辞めた背景には、劇場内の評価と環境に対するストレスがありました。

結成当初、目立つために漫才のスタイルを標準語に変え、衣装もアスコットタイを取り入れるなど、大胆な変更を加えました。

その結果、お客さんからの評価は上がりましたが、劇場内の作家や芸人仲間からの評価は低く、彼らにとってストレスとなったのです。

大阪吉本には、劇場カーストと呼ばれる先輩後輩や同期間の見えない上下関係があり、これが舞台での笑いを生む仕組みとして機能している面もあります。

先輩後輩の関係性を笑いに変える技術は確かに理に適っているものの、ヤーレンズはこの文化に馴染めなかったと語っています。

また、劇場の同期の間でも「1軍」「3軍」といった見えないランクが存在し、この窮屈な環境が二人にとって大きな負担となりました。

そんな中で「もうこのストレスはいらない」と決断し、東京で新たな挑戦をすることを選んだのです。

東京では、事務所や年齢に縛られることなく、自由な環境で活動ができたことが彼らにとって大きな転機となりました。

この決断が、現在のヤーレンズの活動スタイルを形作るきっかけとなったのです。

出井さんの意外な趣味


出典:ヤーレンズ 出井隼之介X

出井さんは、サザンオールスターズ好きの楢原さんと同じくサザンファンであり、さらにコーヒーへの愛情も人一倍深い方です。

時間があると、全国のカフェや喫茶店を訪れ、その魅力を自身のInstagramに投稿しています。

その情報は、フォロワーから「次に行きたい!」と評判になるほどの人気ぶりです。

楢原さんと二人で一緒にカフェ巡りを楽しむことも多いとのことです。

「ヤーレンズ」YouTubeで観れる動画

YouTubeにアップされているヤーレンズの漫才動画の中から過去の漫才スタイルを含めいくつか紹介します。

M-1グランプリ3回戦のネタ


漫才「あれお前か!」


漫才「楽器屋さん」

ポケ-1グランプリより「ポケモンのネタ」


その他にも面白いネタがいっぱい!ヤーレンズオフィシャルチャンネルでチェックしてみてください↓


まとめ


出典:ヤーレンズ 楢原X
ヤーレンズの概要
・コンビ名:ヤーレンズ
・所属:ケイダッシュステージ
・結成年:2011年
・ボケ担当:楢原真樹、ツッコミ担当:出井隼之介
個別プロフィール
・楢原(写真左側):大阪府出身、趣味はカラオケ、特技はウイニングイレブン9
・出井(写真右側):神奈川県出身、趣味は格闘技観戦やコーヒー、特技は美味しいコーヒーを淹れること
コンビ結成のきっかけと名前の由来
・サザンオールスターズの楽曲『YARLEN SHUFFLE』に由来
・楢原主催のカラオケ会で意気投合し、コンビ結成
活躍と略歴
・2014年に「ヤーレンズ」に改名
・2023年「M-1グランプリ」で準優勝、2024年「ビートたけし杯」で優勝
・初の冠番組やラジオ番組の担当など活動の幅を広げる
漫才スタイルと標準語の理由
・雑談漫才やコント漫才で自然体な笑いを提供
・関西出身ながら標準語を採用したのは「目立つため」
吉本興業を辞めた理由
・劇場内の評価や環境にストレスを感じ、自由な活動を求めて東京へ
ネタ作り担当
・ボケ担当の楢原が作成し、漫才の形式美と面白さを追求
出井の意外な趣味
・コーヒー好きでカフェ巡りを楽しみ、SNSで情報を発信
おすすめ動画・SNS
・ヤーレンズの漫才が楽しめるYouTubeやSNSアカウントも要チェック

漫才に真摯に向き合い、唯一無二のスタイルで笑いを届けるヤーレンズの魅力にアナタも触れてみませんか?

2024M-1グランプリ王座獲得なるか!乞うご期待!

2024M-1グランプリ出場コンビ詳細